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日本で働くミャンマー出身の若者たち ~異文化の中での挑戦と成長~
こんにちは。今回スポットを浴びるのはエクサースで働いているミャンマーから来たミンタンさんと奥様のウェイさん。異文化の中での生活や働く上での挑戦、日本での新しい発見についてお話を聞き、日本で暮らす外国人としての日常とその視点からの日本の姿について深く知ることができました。
日本で働くきっかけと現在の仕事
ミンタンさんは5年前にエンジニアとしてエクサースで働くために日本に来日し、今はシステム開発を担当しています。仕事を通じて技術を磨きながら、日本文化に少しずつ慣れたそうです。異国でのエンジニア生活は日本語や仕事文化の違いに戸惑うこともあるようですが、確かな手応えを感じているそうです。
一方、奥様であるウェイさんは2年前に日本に来て、今は人気の寿司チェーンで働いています。キッチンでの仕事を通じて、寿司の技術だけでなく、接客で必要な日本語も学んでいるそうです。最初は言葉の壁に苦労しながらも、今では日本語での会話にも自信を持てるようになったとか。仕事の中で覚えた新しい単語や表現は、日常生活でも役立っているそうです。
ミャンマーと日本の文化の違い
言葉の壁
お二人が共通して感じたのは、日本語の難しさと、それに伴うコミュニケーションの難しさです。特に仕事の場面で日本語が流暢に話せないことで悩むこともあったそうですが、周りのサポートのおかげで少しずつ慣れていったといいます。
食文化の違い
ミャンマーの料理は辛いものが多く、日本の料理とのギャップが大きかったそうです。ウェイさんによると、最初は日本の食事の味付けに物足りなさを感じていたそうですが、次第に寿司や刺身の新鮮な美味しさがわかるようになったとか。職場で毎日新鮮な魚を扱うことで、食材の魅力に気づき、日本の味覚も受け入れ始めたようです。
気候の違い
ミャンマーの気候は一年中温暖で、特に夏にはなんと気温が45度に達することもあるそうです。日本でしたらニュースになるくらいの気温ですね!
そんなミャンマーから日本に来たお二人にとって、冬の寒さや雪はまさに未知の体験でした。ミンタンさんもウェイさんも、雪を初めて見たときは感動したと話してくれました。今では四季の変化を楽しんでいるそうで、次はぜひ雪の多い白川郷に行ってみたいそうです。
日本の観光地巡り
お二人は日本の歴史や風景に興味があり、特に京都や犬山などの観光地に訪れることを楽しんでいるそうです。京都の寺院や古い町並みが特に印象的だったと話してくれました。また、YouTubeで観光情報を調べることも多いようで、次の目標は先ほどにもあった日本の冬の名所である白川郷だそうです。四季折々の日本の風景に魅了されているようで、これからも多くの場所を訪れることを楽しみにしていると話してくれました。
母国とのつながり
ミャンマーは現在、社会情勢などさまざまな理由で帰国が難しくなっているそうです。そのため、毎週末には家族や友人とオンラインで連絡を取って、お互いの近況を報告し合うことが大切な時間になっているそうです。
日本での生活を通じて見つけた新しい自分
今回のインタビューを通じて、日本での生活を通じて自分自身を見つめ直し、新しい成長を遂げるお二人の姿がとても印象的でした。異文化の中での挑戦には不安も多いですが、日本での生活や仕事を通じて得た新しい経験はかけがえのない財産だと感じているようです。
日本での暮らしを通じて、お二人はミャンマーと日本をつなぐ架け橋として、これからも新しい挑戦を続けていくことでしょう。